夢を抱いて海を渡ってきた優秀な外国人財が、この国で働くことに誇りを持ち、定着してくれる。そんな日本にしたい。
(代表取締役社長 井上 秀雄)
私には、実現したい未来があります。
それは、日本で働くたくさんの外国人財が、自らの仕事に誇りとやりがいを持ち、日本人と肩を並べて活躍している未来です。
日本では少子化により、20代~40代を中心とした生産人口が減少の一途をたどっています。この傾向が進めば、外国人財の労働力に頼らなければ立ち行かない産業分野は、今後どんどん増えていくことでしょう。
しかし、日本が外国人財にとって、働き甲斐のある・自己実現をはかれる・幸せになれる国でなければ、優秀な人財は日本に集まってきてはくれません。現在、残念ながら一部の業界・企業で見られるような「外国人なら日本人より安価で確保できる」「最低賃金で雇えばいい」そんなスタンスは、即刻改めるべきなのです。
以前よりあった技能実習制度、そして2019年より特定技能制度がスタートいたしました。
これは日本で就労したい外国人財、優秀な外国人財を長期的に雇用したい日本企業、双方にとってメリットが大きい待望の制度になります。
私はこの制度を活用して、日本で活躍する外国人財の“定着”を支援していきたいのです。
特定技能制度がスタートした2019年。日本の未来に必要な制度だと直感した私は、いち早く【特定技能の登録支援機関】としての許認可を取得し、技能実習生から特定技能へのシフトを進めました。すべてが手探りの中、お客様に情報提供や導入の提案をしてきました。
これからも、特定技能の登録支援機関として、スマイルサービスだからこそできることを追求していきます。企業に即戦力の外国人財を紹介するだけでなく、日本での日常生活やコミュニケーションのフォロー、成長支援など、一人ひとりが安心して働き、活躍し続けていくために継続的にサポートしていきます。
また、まだまだ特定技能の制度の良さを活かしきれていない企業が多いと感じていますので、Webサイトも含めてさまざまな手段で情報発信や意識改革も行っていきたいと考えています。多くの企業が、この制度のメリットや意義、そして課題や問題点も十分に理解し、適切に活用していくことで、外国人財と企業のWin-Winの関係が日本中で実現することを期待しています。
一つの職場で半数以上が外国人財。もちろん、その中にはワーカーだけではなく幹部候補生もたくさんいる。そんな日本企業があってもいいじゃありませんか。そして、外国人管理職の下に日本人の部下がいる。何の問題がありますか?
優秀な人財が、能力に見合った報酬を受け取り、要職に就く。それは当たり前のことです。「国籍」を理由にして彼らの活躍の幅を抑制することに、合理性はないのです。まず、スマイルサービスが指針を示します。現在、当社で営業リーダーを担っている人財はベトナム人の若者です。彼は遠からずさらにステップアップし、管理職として部下を持つでしょう。もちろんその部下の中には、日本人も含まれるでしょう。当社のあり方が、外国人財について旧態依然とした価値観を持つ多くの日本企業に、「変わらなければ」と気づいてもらえるきっかけになることを願っています。
今後の5か年計画として、東南アジアに日本企業向けの就職支援学校もつくりたいと考えています。大学等と提携し、現地で日本語教育を中心とした人財育成を行うのです。スマイルサービスが育てた即戦力が、日本企業でコア人財となり、日本人と肩を並べて活躍する。そして彼らの姿が“ジャパニーズドリーム”のロールモデルとなり、「自分も日本で働きたい!」と多くの優秀な外国人財が日本に集まり、活躍し……と、好循環が続き、日本に暮らす人々が皆、国籍関係なく、イキイキと輝いている。そんな未来の実現を目指しています。
事業内容
外国人財の有効活用
物流アウトソーシング
介護・医療福祉総合人財サービス
その他総合人材サービス